食品トレーと芯で動物園!身近な材料で立体アート
おうちにあるもので作ろう!身近な素材で立体工作
今日からすぐに始められる、特別な道具を使わないアート遊びのアイデアをご紹介します。今回は、おうちによくある食品トレーやトイレットペーパーの芯などを使った立体工作です。身近な材料が工夫次第で色々な形に変わる面白さを、ぜひお子様と一緒に体験してみてください。創造力や集中力を育む素晴らしい時間になるでしょう。
準備する材料
特別な材料は必要ありません。ご家庭にあるものを探してみましょう。
- 食品トレー: お肉やお魚が入っていたもの。きれいに洗って乾かしてください。
- トイレットペーパーやキッチンペーパーの芯: 様々な長さの芯があると、表現が広がります。
- 新聞紙や不要なチラシ: 丸めたり、詰めたり、形を作るのに使います。
- セロハンテープやガムテープ: 材料を貼り合わせるのに使います。
- ハサミ: 材料を切るのに使います。お子様が使う場合は、子供用の安全なハサミを用意し、使い方を丁寧に教え、必ず大人がそばについて見守ってください。
- ペンやクレヨン、絵の具(あれば): 作ったものに色をつけたり、模様を描いたりします。絵の具を使う場合は、汚れても良い場所や服装で取り組みましょう。
- その他飾り付けに使えるもの(あれば): ボタン、毛糸、リボン、折り紙の切れ端など、小さな端材も活用できます。
さあ、作ってみましょう! (動物を例に)
ここでは、食品トレーとトイレットペーパーの芯を使って、簡単な動物を作る手順をご紹介します。
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体の部分を作る:
- 食品トレーを裏返して、動物の体の形をイメージしてハサミで切り取ります。丸い形や、少し細長い形など、作りたい動物に合わせて調整します。
- または、新聞紙を丸めてテープで留め、立体的な塊を作って体の土台にすることもできます。
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足や首、頭をつける:
- トイレットペーパーの芯を、足や首の長さに合わせて切ります。
- 切った芯を、体の土台となる食品トレーや新聞紙の塊にテープで貼り付けます。動物の種類によって、足は4本、首は1本など、必要な数を用意します。
- 頭の部分は、食品トレーの端材を丸めたり、新聞紙を小さく丸めたりして作り、体の土台や首の先に取り付けます。
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形を整える:
- 全体を見て、バランスが悪ければテープで補強したり、新聞紙を詰めたりして形を整えます。テープはしっかりと貼ると壊れにくくなります。
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色をつけたり、絵を描いたりする:
- ペンやクレヨン、絵の具などを使って、動物らしい色をつけたり、目や鼻、模様などを描き加えたりします。
- 食品トレーの素材感をそのまま活かすのも面白い表現になります。
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飾り付けをする(任意):
- 毛糸でたてがみを作ったり、ボタンで目をつけたり、折り紙で飾りをつけたりすると、個性的な作品になります。小さな部品を使う際は、お子様が誤って口に入れないよう十分注意してください。
安全上の注意点
- ハサミの使い方: お子様がハサミを使う際は、必ず大人がそばで見守り、正しい使い方を指導してください。指を切らないように十分注意しましょう。先端が丸い子供用ハサミの使用をお勧めします。
- 小さな部品: ボタンやビーズなど、誤飲の可能性がある小さな部品を使う場合は、大人が厳重に管理し、お子様が一人で扱わないようにしてください。使用後はすぐに片付けましょう。
- 素材の清潔さ: 食品トレーは使用前に石鹸でよく洗い、十分に乾かしてから使いましょう。
- カッターナイフ: この活動ではカッターナイフは使用しません。もし大人が使う場合でも、お子様の手の届かない場所で行い、刃物の取り扱いには最大限の注意を払ってください。
アレンジ例
- 作るものを変える: 動物だけでなく、車や電車などの乗り物、家や建物、木などの植物など、色々なものを作ってみましょう。想像力を膨らませて、自由な発想で作ることが大切です。
- 違う素材を組み合わせる: 段ボール、牛乳パック、ペットボトルのキャップなど、他のリサイクル素材も組み合わせて使うと、表現の幅がさらに広がります。
- 作ったもので遊ぶ: いくつか作品ができたら、それらを使って「動物園ごっこ」や「街づくりごっこ」など、ごっこ遊びに発展させるのも楽しいです。
まとめ
食品トレーやトイレットペーパーの芯は、私たちの身近にある素晴らしい工作材料です。これらを使って立体的なものを作る遊びは、お子様の想像力や立体的な感覚を育むのに役立ちます。特別な準備は何もいりません。今日から、おうちにある材料を使って、お子様と一緒に世界に一つだけの素敵な作品作りに挑戦してみてください。きっと、創造的で楽しい時間になるはずです。