身近なビニール袋でキラキラ!光のアートと音遊び
今日からできる!身近なビニール袋で遊ぶアート&音楽アイデア
特別な道具がなくても、家庭にある身近なもので子どもと一緒に楽しめるアートや音楽遊びはたくさんあります。今回は、軽くて丈夫なビニール袋を使った遊びのアイデアをご紹介します。色や形、音など、五感を使いながら創造性を育むことができます。
ビニール袋遊びの魅力
ビニール袋は、スーパーのレジ袋や食品の包装など、私たちの暮らしの中にたくさんあります。これらは捨てる前に、子どもとの遊びに再利用することができます。
- 手軽さ: 特別な準備は必要ありません。
- 安全性: 基本的に柔らかく、角がないため比較的安全です(ただし、小さすぎる子どもの使用には注意が必要です)。
- 多様な感覚: 見た目の色や透明感、手触り、カサカサという音など、様々な感覚を刺激します。
- アレンジ自在: 膨らませる、結ぶ、切る、貼るなど、様々な方法で遊べます。
今回は、ビニール袋の色や光を活かしたアートと、カサカサという音を楽しむ音楽遊びを中心に見ていきましょう。
準備するもの
- きれいなビニール袋(透明なもの、色のついたもの、柄のあるものなど)
- ハサミ(子どもが使う場合は安全ばさみを用意し、大人がそばで見守ってください)
- セロハンテープまたはマスキングテープ
遊び方(1):キラキラ光るアート
ビニール袋の透明感や色を活かして、光のアート作品を作ることができます。
-
光にかざして色を楽しむ
- 様々な色や透明度のビニール袋を用意します。
- 窓辺など光の当たる場所で、ビニール袋を重ねてみたり、くるくる丸めてみたりします。
- 光の透け方や、色が重なったときの変化を一緒に観察します。
- 「この色とこの色を重ねると、どんな色になるかな?」と問いかけながら楽しむことができます。
-
窓に貼るステンドグラス風飾り
- ビニール袋をハサミで好きな形に切ります。(大きな袋から小さなパーツを切り出す場合は、誤飲しないよう注意が必要です)
- 透明なビニール袋を台紙にして、その上に切った色のついたビニール袋をセロハンテープで貼っていきます。
- 窓ガラスに、作ったビニール袋アートをセロハンテープで貼り付けます。
- 外の光が透けて、ステンドグラスのようにキラキラときれいに見えます。
遊び方(2):カサカサ音を楽しむ
ビニール袋の出す特徴的なカサカサという音を活かして、リズム遊びや音遊びができます。
-
手で丸めて音を出す
- ビニール袋をクシャクシャと丸めてみましょう。どんな音がしますか?
- 強く丸めたときと、優しく丸めたときで音の違いを聞き分けてみます。
- ビニール袋を両手で持って、リズムに合わせてカサカサ音を出してみましょう。
-
袋を振って音を出す
- ビニール袋に少し空気を入れて口を閉じます。
- 袋を振ってみましょう。シャカシャカという音が鳴ります。
- 袋の大きさや、中に入れる空気の量を変えると、音も変わることに気づくかもしれません。
-
ビニール袋ボールで音遊び
- ビニール袋をいくつか重ねたり、丸めたりして、セロハンテープで固定し、ボール状にします。
- このビニール袋ボールを投げる、転がす、叩くなどして音を楽しみます。
- 音のするおもちゃとして、安全に遊ぶことができます。
安全上の注意点
- ビニール袋は、小さな子どもにとっては窒息の危険性があります。顔にかぶったり、口に入れたりしないよう、遊んでいる間は必ず大人がそばで見守ってください。
- 切ったビニール袋の小さな破片も、誤って口に入れないよう十分注意し、遊び終わったらすぐに片付けましょう。
- ハサミを使用する際は、子どもから目を離さず、安全な使い方を教えてください。
アレンジ例
- 中に物を入れる: 丸めた紙や落ち葉、布切れなど、様々なものをビニール袋に詰めてみましょう。触った時の感触や、振った時の音の違いを楽しめます。
- 絵を描く: 油性ペンを使えば、ビニール袋に絵を描くこともできます。描いた袋を窓に貼ったり、音遊びに使ったりできます。
- 他の材料と組み合わせる: トイレットペーパーの芯にビニール袋を貼り付けて簡単な望遠鏡を作ったり、段ボール箱にビニール袋を貼り付けて楽器にしたりと、身近な他の材料と組み合わせることで遊びが広がります。
まとめ
身近なビニール袋は、捨てる前に子どもとの楽しいアートや音楽遊びの材料として活用できます。キラキラと光る様子を観察するアート遊びや、カサカサという独特の音を楽しむ音楽遊びは、子どもの五感を刺激し、豊かな感性や創造性を育むでしょう。安全に十分注意しながら、ビニール袋を使った身近な遊びをぜひ楽しんでみてください。