身近な氷でカラフルアート!溶ける色を楽しむお絵かき遊び
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今日からできるアートや音楽遊びとして、今回は身近な「氷」を使った、涼やかで楽しいお絵かき遊びをご紹介します。特別な道具は必要ありません。ご家庭にあるものや、手に入りやすい材料を使って、お子様と一緒に色の変化や溶ける感触を楽しんでみませんか。
身近な氷で楽しむカラフルお絵かきの魅力
氷を使ったお絵かきは、冷たい感触や、氷が溶けて色が広がる様子、色が混ざり合う変化を五感で感じられる遊びです。いつものお絵かきとは一味違う体験ができます。
準備するもの
- 水
- 食用色素(赤、青、黄など、お好みの色)
- 製氷皿
- 紙(画用紙や少し厚手の紙がおすすめです)
- あれば、割り箸やストロー(氷に刺して持ちやすくするため)
- 新聞紙やビニールシート(机や床を汚さないため)
準備する材料について
- 食用色素は、食品の着色に使われるものですので、小さなお子様が万が一少量口にしても安全性が高いとされていますが、遊びに使う際は口に入れないよう注意が必要です。
- 紙は、水に強い画用紙などが適しています。コピー用紙など薄い紙でもできますが、破れやすいため注意して使いましょう。
遊び方
さあ、準備ができたら始めてみましょう。とても簡単です。
- 色水を作る いくつかの容器に少量の水を入れ、それぞれに好きな色の食用色素を溶かします。色の濃さはお好みで調整してください。
- 製氷皿に入れる 作った色水を、製氷皿のそれぞれのマスに入れます。複数の色を隣り合わせに入れたり、同じマスに少しずつ違う色を垂らしてみたりしても面白いかもしれません。
- 凍らせる 製氷皿を冷凍庫に入れ、完全に凍るまで待ちます。(数時間かかります)もし割り箸などを持ち手にする場合は、完全に固まる前に、少し凍り始めたくらいのタイミングで刺すと安定しやすいです。
- 氷を取り出す 色つきの氷がしっかり固まったら、製氷皿から取り出します。
- 紙の上に置いて描く 机の上に新聞紙やビニールシートを広げ、その上に紙を置きます。色つきの氷を手に持って、紙の上を滑らせるように動かしてお絵かきを始めましょう。
- 溶ける変化を楽しむ 氷が溶けるにつれて、色がじわじわと広がり、混ざり合っていきます。この予期せぬ色の変化も、この遊びの面白いところです。冷たい感触や、氷を動かす時の音も楽しんでみてください。
安全上の注意点
- 使用する際は、必ず大人がそばで見守ってください。
- 特に小さなお子様が遊ぶ際は、氷や溶けた色水を口に入れないよう、十分注意してください。
- 手が汚れることがありますので、ウェットティッシュやタオルを用意しておくと便利です。
- 溶けた水で床が濡れて滑りやすくなることがあります。遊び場所の下に新聞紙やビニールシートを敷き、後でしっかり拭き取りましょう。
- 食用色素は服に付くと落ちにくい場合がありますので、汚れても良い服で行うか、スモックなどを着用することをおすすめします。
アレンジ例
- 複数の色の氷を使って、色の混ざり具合を実験してみる。
- 大きな紙にみんなで一緒に描いてみる。
- 画用紙だけでなく、キッチンペーパーやコーヒーフィルターなど、他の紙でも試して、色の広がり方の違いを見てみる。
- 溶けてできた色水に筆を浸して、筆でも絵を描いてみる。
まとめ
身近な氷と食用色素だけで、こんなにも面白く、五感を使うアート遊びができます。準備も片付けも比較的簡単ですので、ぜひ気軽に試してみてください。冷たい感触、溶ける色の変化、混ざり合う偶然の色。いつものお絵かきとは違う発見や驚きが、お子様の創造力を刺激してくれることでしょう。
この記事が、お子様との楽しいひとときを過ごすヒントになれば幸いです。