身近な毛糸と紐でカラフルアート！今日からできる結んで楽しむ飾り作り
このウェブサイト「今日からできる！アート＆音楽遊び」では、特別な道具を使わずに、ご家庭にある身近なもので楽しめる子ども向けのアートや音楽遊びのアイデアをご紹介しています。
今回は、毛糸や紐を使ったカラフルなアート遊びをご紹介します。毛糸や紐は、色や素材の種類が豊富で、手で触れるだけでも楽しいものです。結んだり、垂らしたりするシンプルな動作でも、組み合わさることで素敵な作品が生まれます。手先の運動にもなり、集中力を養うことにもつながります。特別な技術は何も必要ありません。今日からすぐに、お子様やお孫様と一緒に始めてみませんか。
身近な毛糸と紐で飾り作り
毛糸や紐を使ったアート遊びは、材料の手軽さと自由な発想で取り組めるのが魅力です。小さな手でも扱いやすく、色とりどりの毛糸や紐を選ぶ楽しさもあります。完成した作品は、お部屋に飾ることもできます。
準備するもの
この遊びで使う材料は、ご家庭にあるものや、100円ショップなどで手軽に手に入るものばかりです。
- 毛糸、刺繍糸、タコ糸など： ご家庭にあるもの、または様々な色や太さのものを用意すると、よりカラフルで楽しい作品になります。
- ハサミ： 毛糸や紐を切るために使います。お子様と一緒に作る場合は、お子様用の安全ハサミをご用意ください。
- 何かを固定するもの： 割り箸、木の枝、段ボールの切れ端、厚紙など、毛糸を結び付けられるものを用意します。今回は割り箸を使った方法をご紹介します。
- （必要に応じて）接着剤またはテープ： 作品を固定したり、飾りに使ったりする場合に使います。
- （あれば）ビーズ、ボタンなど： 飾りとして使うことができます。小さなビーズを使う場合は、お子様の誤飲に十分ご注意ください。
遊び方（簡単な飾り作り）
今回は、割り箸を使った、タペストリーのような簡単な飾りを作る方法をご紹介します。
ステップ1：毛糸や紐を用意する
色々な色の毛糸や紐を、作りたい飾りの長さより少し長めにハサミで切ります。たくさん用意しておくと、後で色々な組み合わせを楽しめます。
ステップ2：土台に結び付ける
用意した割り箸（または木の枝など）を横向きに持ちます。切った毛糸や紐を半分に折り、輪になった方を割り箸の上に置きます。毛糸や紐の端を、割り箸の下から通して輪の中に入れます。そのまま引っ張ると、割り箸に毛糸が結び付けられます。
ステップ3：繰り返し結び付ける
ステップ2の方法で、用意した毛糸や紐を割り箸に順番に結び付けていきます。色の順番を考えたり、太さの違う紐を混ぜてみたり、お子様の自由な発想で進めてみましょう。間隔をあけたり、詰めて結んだりしても面白い作品になります。
ステップ4：長さを整える（必要に応じて）
全ての毛糸や紐を結び付けたら、ぶら下がった部分の長さをハサミで整えます。まっすぐに揃えても良いですし、ギザギザにしたり、段差をつけたりしても個性的になります。
ステップ5：飾るための紐を付ける
割り箸の両端に、作品を吊るすための紐を結び付けます。これで、壁などに飾ることができます。
安全上の注意点
- ハサミを使う際は、大人が使い方を見守り、指を切らないように注意してください。お子様には安全ハサミの使用をおすすめします。
- 毛糸や紐を小さく切ったものを、小さなお子様が口に入れてしまわないよう十分にご注意ください。遊んでいる間は目を離さないようにしてください。
- 長い紐で遊ぶ際は、首などに巻き付かないよう、必ず大人がそばで見守り、危険がないように配慮してください。
- ビーズやボタンなどの小さな飾りを使う場合も、お子様の誤飲には十分な注意が必要です。
アレンジ例
- 様々な素材を使う： 毛糸だけでなく、リボンや麻紐、いらない布を細く裂いたものなど、色々な素材を混ぜて使うと、質感の違いも楽しめます。
- ビーズを通す： 毛糸や紐にビーズを通してから結び付けると、キラキラとした飾りが加わります。ただし、小さなお子様の場合は誤飲の危険がありますので、十分にご注意ください。
- 土台を変える： 割り箸の代わりに、空き箱の縁や、厚紙で作ったリングなどに結び付けても、違った雰囲気の作品ができます。
- 結び方を変える： 基本の結び方だけでなく、三つ編みにしたり、ねじってみたりするのも面白いです。
- 大きな作品を作る： 長い木の棒や、段ボールの板などを土台にして、大きなタペストリーのような作品に挑戦することもできます。
まとめ
毛糸や紐を使った結んで楽しむアート遊びは、とてもシンプルでありながら、お子様の創造力や集中力を引き出す素晴らしい機会となります。身近な材料で手軽に始められ、完成した作品は達成感にもつながります。
お子様やお孫様と一緒に、色とりどりの毛糸や紐に触れながら、会話を楽しみつつ、世界に一つだけの作品作りに挑戦してみてください。きっと素敵な思い出になるはずです。