今日からできる!洗濯ネットと洗濯ばさみで楽しむアート遊び
ご家庭に必ずと言って良いほどある「洗濯ネット」と「洗濯ばさみ」。これらが、お子様と一緒に楽しめる素敵なアート遊びの材料になることをご存知でしょうか。特別な道具や難しい準備は一切いりません。身近なもので、今日からすぐに始められるアート遊びをご紹介します。
この遊びは、洗濯ネットの網目に洗濯ばさみを挟んでいくだけのとてもシンプルなものです。しかし、洗濯ばさみを「つかむ」「挟む」という動作は指先の細かな動きを促し、色の組み合わせを考えたり、できた形から何かを想像したりすることで、お子様の創造力や表現力を育むことにつながります。
安全で手軽にできる、洗濯ネットと洗濯ばさみを使ったアート遊びをぜひお試しください。
準備するもの
この遊びに必要なものは、以下の通りです。どれもご家庭にあるもの、または100円ショップなどで手軽に手に入るものばかりです。
- 洗濯ネット: 1枚。目が粗いタイプの方が洗濯ばさみを挟みやすく、小さなお子様でも取り組みやすいでしょう。使い古したものでも構いません。
- 洗濯ばさみ: 10個〜数十個。色々な色や形のものを用意すると、より豊かな表現ができます。普通の洗濯ばさみでなくても、お菓子の袋を留めるクリップタイプのものでも代用できます。
- (あれば)色鉛筆やクレヨン: 作ったものに描き足したり、他の作品と組み合わせたりする場合に使用します。
遊び方
さあ、準備ができたら早速始めてみましょう。とても簡単なステップで楽しめます。
ステップ 1: 遊びの場所を準備する 床やテーブルの上に洗濯ネットを広げます。または、マスキングテープなどで壁に貼り付けても良いでしょう。壁に貼る場合は、立って作業できるので、大きな動きで楽しめます。
ステップ 2: 洗濯ばさみを用意する 用意した洗濯ばさみを、お子様が取りやすいように近くに置きます。色別に分けたり、形別に分けたりするのも楽しいかもしれません。
ステップ 3: 洗濯ネットに洗濯ばさみを挟む お子様と一緒に、洗濯ネットの網目の好きな場所に洗濯ばさみを挟んでいきます。「ここに赤いのをつけよう」「次は青いのにしようかな」などと声をかけながら進めると、コミュニケーションも生まれます。
ステップ 4: 自由に形や模様を作る 洗濯ばさみを好きなだけ、好きな場所につけていきます。一列に並べたり、規則的な模様を作ったり、何か特定の形(例えばお花や車など)に見立ててみたり、自由に発想を広げてもらいます。簡単な立体物のように見立てて、洗濯ネットを立てて洗濯ばさみを付けていくのも面白いでしょう。
安全上の注意点
- 小さな洗濯ばさみは、小さなお子様が誤って口に入れてしまう危険があります。必ず大人が見守りながら行い、口に入れないように注意してください。
- 洗濯ばさみで指を挟んでしまうことがあります。特にバネの強いものを使用する場合は、優しく扱えるように声をかけてあげてください。
- 遊び終わったら、使った洗濯ばさみや洗濯ネットを片付ける習慣をつけることも大切です。
アレンジ例
この遊びは、少し工夫するだけでさらに楽しく広がります。
- 色々な模様や形に挑戦: 洗濯ばさみの色を交互に並べてみたり、グラデーションのように配置したりして、カラフルな模様を作ってみましょう。洗濯ネットの形を丸く切ったり、違う素材(例えば目の粗い布など)を試したりしても面白いです。
- テーマを決めて作る: 例えば「動物園」や「乗り物」、「お天気」など、テーマを決めてそれに見立てた形を作ってみます。作った作品に名前をつけたり、簡単な物語を考えたりするのも創造力を育みます。
- 他の材料と組み合わせる: 洗濯ネットの網目に、毛糸やリボンを通してみたり、布の切れ端を挟んでみたりするのも良いでしょう。さらに表現の幅が広がります。
- 作った作品を飾る: 完成した作品を、壁や窓辺に飾ってみましょう。達成感を味わうことができます。洗濯ネットが軽いので、簡単に飾ることができます。
まとめ
洗濯ネットと洗濯ばさみという、どのご家庭にもある身近な材料だけで、指先を使いながら創造力をたっぷり発揮できるアート遊びが楽しめます。準備も片付けも簡単ですので、「今日は何して遊ぼうかな?」と思ったときに、ぜひ気軽に試してみてください。お子様の発想力は無限大です。予期せぬ面白い作品が生まれるかもしれませんね。