今日からできる!アート&音楽遊び

コップと水で簡単!身近なものでドレミ遊び

Tags: 音楽, 音遊び, 身近な素材, 水, コップ

この記事では、おうちにあるコップと水を使って、簡単にできる音遊びのアイデアをご紹介します。特別な道具は何もいりません。身近なもので、音の高さを変える不思議な世界を体験し、お子様と一緒に音楽の楽しさに触れてみましょう。

この遊びは、水の量が変わると音の高さも変わるという、科学的な発見にもつながります。小さなお子様でも感覚的に楽しむことができ、少し大きなお子様なら、水の量と音の高さの関係を観察する学びにもなります。

準備するもの

この遊びに必要なものは、ご家庭にあるものですぐに用意できます。

遊び方

さあ、コップと水で音の世界を探検してみましょう。

  1. コップを並べる: 用意したコップをテーブルや床の上に一列に並べます。床で行う場合は、下にタオルや新聞紙などを敷くと水がこぼれた時に安心です。
  2. 水を注ぐ: コップに水を注ぎます。最初のコップには少しだけ、次のコップにはそれより多めに、というように、コップごとに水の量を変えていきます。水の量は、最初のコップから最後のコップに向かって、少しずつ増えるように調整するのがポイントです。均等に増やしていくと、音の変化が分かりやすくなります。
  3. 音を出してみる: 用意した棒やスプーンで、それぞれのコップの縁を優しく叩いてみましょう。「ポーン」「リーン」など、コップの素材によって様々な音が鳴ります。
  4. 音の変化に気づく: 水の量が少ないコップと、水の量が多いコップで、音がどのように違うか聞き比べてみましょう。水の量が少ないコップからは高い音、水の量が多いコップからは低い音がすることに気づくはずです。
  5. 音の高さを調整する: それぞれのコップの音を聞きながら、水を足したり減らしたりして、音の高さを調整してみましょう。いくつかのコップで、ドレミファソラシドのような音階に近づけることもできます。計量カップを使うと、水の量を記録しておき、後で再現しやすくなります。
  6. 演奏してみる: 音の高さが整ったら、並べたコップを順番に叩いて、簡単なメロディーを演奏してみましょう。「きらきら星」など、知っている曲のメロディーを耳でたよりに探してみるのも楽しいでしょう。

安全上の注意点

アレンジ例

まとめ

コップと水を使ったこの遊びは、特別な材料や技術がなくても、すぐに始められる手軽さが魅力です。水の量と音の高さの関係という身近な現象を通して、お子様は音への興味や探求心を育むことができます。一緒に音を調整したり、簡単な曲を演奏したりすることで、コミュニケーションも深まります。

ぜひ、お孫様やご家族と一緒に、身近なコップと水で生まれる音の世界を楽しんでみてください。